Cakewalk by BandLab「プラグインが見つかりません」

さてさて今日も制作するぞー!

と思ってプロジェクトを開いたら、「プラグインが見つかりません」なんていう表示が出てきて、その下に行方不明になったプラグインがリストアップされました。

おいおい、いきなりどうしたんだよ!

Cakewalk使ってると、けっこうな頻度でこういう事件が発生して、気疲れします(笑)。

今回はこのエラーメッセージが表示される原因とその対処法を書いてみようと思います。

参考になれば幸いです。

原因

頭がすっからかんなので、これが本当に原因だったのかは分かりませんが…。

おそらくとこうだったんじゃないか、というあくまで推論での話をします。

最近、Cakewalkが入っているノートPCを、外に持っていく機会がありました。

僕はプラグインはほとんど外付けのSSDに入れてあるのですが(特にソフト音源)、移動先でパソコンを使ったときに、それを接続しないままDAWを立ち上げてしまったんです。

その結果、プラグインの検索先から、SSDの選択肢が排除されて、結局そのままになってしまったのではないか、と思います。

ちなみにこの症状がでたのは、家に持ち帰って使おうと思ったときで、ほかにも、プロジェクトファイルなどの保存先が変わっていたりと、いろいろ問題が起きていました。恐るべし。

対処法

まあ、仕方ないです。無料ですから!

そうやって自分をいつも励ましていますが、他のDAWはこんなんじゃないのかな~(笑)。

そんなことはどうでもいいのです。対処法ですね。

まず、この時に一番危険なのが、ファイルを上書き保存してしまうことです。

エラーメッセージ内には、

「セーフモードで上書きさえしなければ、そのまま編集、保存をしてもプラグインの設定は保持される」

的なことが書いてあるのですが、これがどうも疑い深い自分には信じられません(笑)。

なので僕はだいたい、

①バツボタンでエラーメッセージが表示されているダイアログボックスを閉じる。

②プロジェクト画面を閉じる(もしくはCakewalk自体を閉じる)。

というこの二つの手順をまず行います。

これによって、精魂込めて設定したプラグインのパラメータ値はかなりの確率で守れると思います。

とにかく、プラグインが見つからない状態で、プロジェクトを上書きしないことです。

ここまでが、ひとまずこのエラーに対する応急手当みたいなやつです。

次に、そのプラグインをもう一度使えるようにする手順を書きます。

もう一度使えるようにするには大きく分けて二つのパターンがあるように思われます。

一つ目が、プラグインを再インストールする。

書かなくてもわかるだろうということかもしれませんが、これは、プラグインを消してしまったときの対処法です。自分の指定したプラグイン格納フォルダーに、そのプラグインがなければ、消してしまったという可能性が高いです。

僕はこのケースに当たったことがないので正確なことは言えませんが、再インストールする際は可能な限り同じバージョンを用意したほうが良いような気がします。

ともかく、知らないうちに、何らかのミスで消してしまうということも、ないこともないように思いますので、プラグインが消されていないかをまず確認してみるのをおすすめします。もし見つかった場合は、二つ目の対処法をご覧ください。

二つ目は、プラグインを再検索する、です。僕の場合はこれでした。

見つかりませんったって、自分は削除した記憶は全くない、削除するはずがないと思っている方は、こちらが当てはまると思います。

僕も、削除した記憶がまったくなかったので、恐る恐るプラグインの入っているフォルダーを確認したところ、やっぱりちゃんと存在していました。

ちなみに、ちょっと前にアップデートしたのですが、そのあとも同じものは使えていたので、アップデートは原因ではないだろうと判断しました。

それで、プラグインの再検索ですが、僕は以下のような手順で行いました。

①Cakewalkの上のメニューのところにある、「ユーティリティ」から「Cakewalk Plug-in Manager」なるものを開きます。

②「VSTの設定」というセクションの中にある「オプション」をクリック。

③プラグインがインストールされているパスがリストで表示されます。このリストの中に、見つからないプラグインの保存先が表示されていなかったら、「追加」を押し、そのパスなりフォルダーなりを指定してください。

④設定が完了したら、「VSTの設定」セクションにある、「VSTプラグインの検索」をクリック。これによって、プラグインが認識されます。

もし、この方法でプラグインが認識されなかったら、何らかの原因でファイルが破損してしまっているか、やはりプラグインが消えてしまっているという説が濃厚になってくると思います。

とりあえず以上の方法を実行したら、エラーが起きたプロジェクトファイルをもう一度読み込んでみましょう。

エラーメッセージが表示されなければ、問題は解決したということです。

まとめ

ちょっとした環境の変化などで、この辺の設定が知らないうちに変更されてしまっている可能性がある、ということが今回のエラーで分かりました。

今回の自分のように、どこかに移動させたときや、OSやDAWをアップデートした後、プラグインやプロジェクトファイルを保存しているデバイスを取り外した際などには注意したほうが良いと思います。自戒を込めて。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!