グッナイ小形について語らせてほしい

すごいシンガーソングライターがいる。

その名はグッナイ小形。1991年、北海道生まれだそうだ。

本人に代わって言っておきたいが、小杉ではない。

小形(おがた)だ。

字づらが似ているから、しょうがないが…。

僕がはじめて彼の音楽と出会ったのは、YouTubeでカフェオレ―ベルのミックス実況動画を観ていた時のことだった。

楽曲のミックスをパソコンで始めたばかりの時期で、ともかくいろんな動画を観たりしていたのだが、そんな中で見つけたのがその動画だった。

原さんの解説はわかりやすいし、とても面白いから、いつも夢中になって観てしまうのだけども、途中からどうも内容が入ってこなくなった。

曲が、良すぎて…(笑)。

そう、その歌の主こそ、グッナイ小形であった。

ほかの曲も聴いてみたいと思い、でてきたのが、「きみは、ぼくの東京だった」。

これ聴いてたらなぜか目頭が熱くなってね。

ミュージックビデオの映像も素晴らしくて、ひとつの映画を見たような気持ちになったんだよなあ。

そこにとどめを刺したのが、「東京行こうよ」。

歌詞もメロディーも最高。

もうね、僕は難しいことは言えないので、とにかく聴いてみてくださいとしか言いようがない。

ちなみに、これらの動画を僕が観たときは、ちょうど2ndアルバムがリリースされた時期だったので、これは何が何でもCDを買いたいと思ったのだが、せっかくだから、本人から買いたいと思い、我慢した。

僕は東京に住んでいるわけではないので、すぐにでも行きたいと思ったが、何せ例のような状況なので、我慢。自分自身に「東京行こうよ」とは言えなかった(泣)。

それから、2か月ほどが過ぎたある日、彼が僕の住む場所に比較的近いところにやってくるということを知った。

僕自身、慌ただしい時期だったから行けるか迷ったのだが、こういう時期だからこそ行こうと決心して、ライブを聴きに行った。ハイボール片手に聴くグッナイの生歌は最高だった。

歌もギターもめちゃくちゃうまかった!

ちゃんと本人からCDを買うこともできたし、話すこともできて本当によかった。もう少し自分が口上手だったらなあなんて後悔したけれど(笑)。

こんなことを言ったら失礼かもしれないが、どうも器用な人という感じはなくて(笑)。

不器用なんだけども、ちゃんと輝くものがあって。そして、とにかくあたたかい人だ。

まあここまでべた褒めしてしまうと、レーベルの関係者か、身内か何かかと思われるかもしれないが、全くそんなことではない。

YouTubeの動画をあさってミックスの勉強をするつもりが、そこで使われていた曲に心を奪われてしまい、それだけがきっかけで、ライブを聴きに行って、CDを買って…そういう、ただのファンだ。

YouTubeにもいくつか動画が上がっているので、それで興味を持った方や、ほかの曲も聴いてみたいと思った方は、CDでも、サブスクでもいいから、もっともっと聴いてほしい。

ちなみに、僕がグッナイにはまったきっかけになった動画でかかっていたのは「ラララ」という曲で、これは2ndアルバムの2曲目に入っている。

言い忘れていたが、Cafe au Grooversのバッキングがまたグッナイの歌をとてもうまく引き立てていることも書いておきたい。アレンジもとてもいいし、もちろん録音も。

だからそのうち、アルバムについても語りたいなあと思う。名盤なんでね。

とりあえず、以下に、カフェオレ―ベルから出ている2つのアルバムを紹介しておこう。

なお、3rdの制作もしている模様。楽しみで仕方がない。