はじめまして

こんにちは。
貧乏DTMerです。

今回は最初の記事ということですので、僕がDTMを始めるようになったきっかけや、制作環境についてお話をできたらいいなと思っております。プロフィールと被る部分もありますが、ご了承ください。

DTMを始めたきっかけ

まず、僕がDTMを始めたのは、この記事を書いている3か月くらい前です。かなりの初心者だということがお分かりになるかと思います。ただ音楽の制作というのは、もっともっと前からやっていました。その頃は何かというと、いわゆる一発録りがほとんどでした。もしくは多重録音をするときはMTRを使ったりしていましたから、パソコンで音楽づくりをするということはしていませんでした。

話は変わりますが、実は僕、趣味でラジオを録って編集していた時期がありまして…(苦笑)。あるとき、その編集で使っている「Audacity」というソフトで、音楽づくりができるんじゃないかと気づいたんです。もっとも、これはたいしたひらめきでもなんでもありません。なにせAudacityは音声編集ソフトなんですからね。

ただ、それに気づいたときはほんとに感動したんです。トラックは無制限に作れるし、データの管理も楽だし。これはすごいことに気づいてしまったと思いました(だから全然すごくないんだって)。

僕が作っていた曲というのは、ほとんどがインストのもの(主にピアノ)だったのですが、その後、歌ものを多く作るようになったんです。自分の作っている音源に納得できなくなってきたのはこれくらいからです。もちろん演奏のクオリティの問題もあります。しかし、録音物を作る以上、マイキング、ミックス、マスタリングといった技術的な知識も当然必要になってきます。今ももちろん万全なんてことはないのですが、この頃は本当に知識が足りなさすぎました。プロの作っている音源と何かが違う。その何かをずっと探し続けてたどり着いたのが、DTMでした。

最初の目的は打ち込みではなかった

DTMというと、やはり打ち込みのイメージが大きいと思いますが、当初はMTRに録ったオーディオファイルのミキシングやマスタリングをするのが一番の目的でした。

そんなことをしていたら、あるとき、自分が使っていた電子ピアノがMIDIに対応していることをうっすら思い出しました。そこでMIDIケーブルを買ったんですが、これはいろいろと苦労しました(笑)。それについてはまた別の記事でお話しします。

節約志向な制作環境

そもそも、お金がないやつがDTMなんてできるのか?という疑問をお持ちの方がおられるかもしれません。たしかにDTMというのは何かとお金がかかってしまうものです。パソコン、DAW、録音設備、スピーカーやヘッドフォンなどのモニター環境などなど…。

しかし、いろいろと調べているうちに、どうもできないこともないなというのがわかってきました。今使っているパソコンはhpのノートPCですが、最初にDAWを入れたのはNECのノートPCでした。このパソコン、CPUがなんとIntelのCeleronだったんです(笑)。まあ音楽制作をするようなパソコンではありませんよね(笑)。でもしばらくはこれでなんとかやっていたんです。MIDIを使って数曲を作りましたし、今まで作った曲のトラックデータをDAWにうつして(MTRに録音したもの)、ミックスとマスタリングをし直したり…けっこうな数の曲をCeleronで完成させました(笑)。

ちなみに、DAWはずっとBandLab TechnologiesのCakewalkを使っています。今更僕が言う必要もないと思いますが、このDAWはもともとCakewalkという企業からSONARという名前で販売されていたものです。それもなかなかいいお値段で…。それが2017年、当時はギブソンの傘下に入っていたCakewalkが突如開発と生産の終了を発表します。さすがにこのまま消滅してはまずいというところで、シンガポールの企業Bandlab Technologiesが主要株主になってSONARを引き継ぎ、Cakewalkという名前に改めて世に送り出したのですが、なんとそれが無料。しかもSONARシリーズの最上位グレードであったSONAR Platinumと同等の機能を、無制限で使うことのできるという、なにか申し訳ない気持ちにすらなるソフトです。そんなわけで僕はありがたくCakewalkを使っています。

オーディオインターフェースは持っていません。なかなか手が出せなくて…。せっかく買うなら良いものが欲しいので、もうちょっと貯金します。なので以下のモニター環境は、パソコンのヘッドフォン端子からの出力です。ほんと、情けない限りです。

スピーカーはBOSEのPCスピーカー。これは正直モニター向きではないので、お金がたまったら違うものにしたいです。まあこれに関しては、古い木造の集合住宅に住んでいるためスピーカーを買ってもいい音量で聴けませんし(笑)。

ヘッドフォンとイヤホンはモニター用のものではありませんが、もともとフラットな音質が好みだったことから、そういう音質のものをすでに持っていたので、しばらくはこれでいいかなと思っています。

金がなくてもDTMはできる

結局のところ、貧乏でもDTMはできます。もっと投資すればもちろん快適になるし、作業も効率化すると思いますが、まあ基礎を固めるつもりということで前向きにとらえて、しばらくこんな感じでやっていこうかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!