CakewalkのProChannelにPC-2Aが追加された!?
こんばんは!
ちょっとびっくりしました…。
Cakewalk by BandLabのProChannelに新しいモジュールが追加されているではないか!!
こちらです。
PC-2A T-Type Leveling Amplifierという光学式および真空管コンプレッサーのプラグインです。
今まで、CakewalkのProChannelには、
PC-76 U-Type(FETコンプ)と、
PC-3K S-Type(VCAコンプ)という、2つのコンプが入っていました。
今回新しく収録された、PC-2Aはもともと有料プラグインだったようなのですが、それが2021年4月のアップデートで無料となって復活したんだそうです。
アタック、リリースはやはり固定なので、いじるパラメーターは少ないです。
PEAK REDUCTIONのノブで音を調整して、GAINで出力される音量を調整。
基本的には、これだけです。
ただ、ちょっと気になるノブがありました。
上の画像、PEAK REDUCTIONノブの上にある、R37というやつ。
なんだこれ?という感じだったのですが、公式サイトの解説を読んで納得。
このツマミをFLATにしておくと、ゲインリダクションがすべての周波数に等しく適用され、HFにすると、高周波数のゲインリダクションが増加するそうなのです。これによって、低周波数制限と高周波数制限のバランスがとれるということですね。
高周波数の圧縮というと、やはりディエッサーが思い浮かびますが、うまく使えばそういった役目も果たせるのかもしれません。ただ、ほとんどのケースではFLATにしておくことを推奨しているようです。また、試してみます。
あとこれ知らなかったんですが、それぞれのツマミを回すとき、Shiftキーを押しながら操作すると微調整ができるようなのです。え、知らなかった。これってもしやほかのモジュールでもそうなのか?って感じです。
とりあえず、一番効果的だと思われるヴォーカルトラックにかけてみましたが、とてもスムーズなかかり方をしていてテンションが上がりました。これが光学式…なのだろうか(笑)、まともなコンプを使ったことがないのでよくわかりませんが…。
Cakewalkのアナログモデリングのプラグインは全体的に味が薄めだというのをよく聞くので、WAVESから出てるやつなんかはもっと音にキャラクターが出るのかもしれません。
とはいえ、今回の追加は大歓迎。ProChannel、今回の件をきっかけに、もっともっとモジュールが増えてほしいなあと思います。そう簡単なことではないのかなあ、とも思いますが。
今後もどうかよろしくお願いします!