UR22mkIIと電子ピアノをステレオで接続する方法
今日もSteinbergのUR22mkIIネタです。
パソコンとキーボードの接続というと、MIDIが一般的かと思いますが、今回は電子ピアノに内蔵された音源を録音する方法をご紹介します。
UR22mkIIに限らず、ほかのインターフェースでも、モノラルのLINE端子が二つ以上ついているものなら、参考になるかもしれません。
失敗したこと
まず、失敗談からです。
僕の使っている電子ピアノには、出力がステレオのPHONE端子が2つあるんですね。
それで、その二つをケーブルでUR22mkIIのLINE1と2に接続して、DAWのほうで2トラックに分けて録音すればいけるんじゃないかと思ったのですが…。
はい、いかないです(笑)。
ステレオから出力されるのはあくまでステレオなんですね。それを、モノラルのケーブルで接続してしまうと、ステレオが無理やりモノラルに変換されるわけです。
で、そうなってくると、たとえ端子が2つあったとしても、無理やりモノラルになった同じ音が送られることになるため、それを2トラックに分けてミックスしたとしても左右の差というのは出ないんですね(説明下手だな)。
つまり、LINE1か2だけに接続したときと、音は変わらないということです、たぶん(2つ接続すれば、同じものが2つある分音量は増しますけどね)。
これでだいぶ苦戦しました。
改善策
UR22mkIIを介してのステレオ入力は難しいかあ、と思っていた時、ふと思いついたんです。
ステレオの信号を、左と右に分けてくれる分岐ケーブルみたいのあるのかな、と。
そしたら、ありました。Amazonで。
一つの端子からステレオで出力された信号を、左と右に分けてくれるケーブルです。
これにモノラルのPHONE端子をつないで、それぞれLINE1と2に接続すると、見事にステレオになりました!