USBに入れたWavesライセンスが認識されなくなった→解決まで
ついに、Wavesトラブルの洗礼を受けました。
先日、出先で編集をしなければいけないことがあり、しぶしぶノートPCを持ち出しました。
さてさて、とプロジェクトを開いたところ、きました。
「プラグインが見つかりません」。
フリープラグインで何度もお世話になったこちらのエラーメッセージ。
その時は原因は様々。
何かのはずみでプラグインの検索リストから外れた、とか、dllファイルをほかの場所からコピペしてきたらアクティベーションが解除されてた、とか。
だいたいこういう感じだったので、まあ今回もそんなとこだろと甘く見ていていたのですが…これがなかなか解決しない(汗)。
今までとの決定的な違いは、有料プラグインだということ。
そして、もしもライセンスが見つからなかったら、年に一回しか許されていない「ライセンスの復旧」という、切り札的存在を使う羽目になってしまう。
さすがにこれは諦められない。
ということで、悪評高いWaves Centralを開いてみると…。
なんと、ライセンスを取得したはずのプラグインたちが、Disconnected Devicesとやらにリストアップされているではないですか。おまえたち、なぜここに(泣)。
いろいろ見ていくと…。
まず、僕は、Wavesのライセンスを、USB接続したポータブルHDDに入れているのですが、これをWaves Centralのほうが認識してくれていないんです。それで、気になってデフォルトのライセンス保存先を設定画面から見てみると、ノートPCに変更されているんです…で、選択肢にUSBがない。
「???」
ちなみに、Windows側には、ポータブルHDDは認識されていて、何ならライセンスファイルもちゃんと入っていました。
それだけに、これはもう「?」の連続です。
ともかくいろいろ思い返してみると、そう。今回は出先ということで環境がいつもと違う。
いろいろつけたり外したりしているうちに、何かまずいことになったのかもしれません。
このトラブルについてネットで調べてみたところ、PCにライセンスを保存していた場合、環境を変えた時にMACアドレスがかみ合わなくなる事例が発生していることが分かりました。
ただ、これはPC本体にライセンスを入れているときの場合であって、USBにライセンスを入れた場合の話ではないようで…。いちおう試してみましたが、解決には至りませんでした。
とりあえず、気が気でないうちに家に帰ってきて、ダメもとでWaves Centralを開きましたが、すべてのプラグインはやはりDisconnected Devicesに表示されています。
本拠地に帰ってきてこれか、と意気消沈。
一年に一回のあれをやるしかないと思いかけたとき、V13にアップデートしないか?というポップアップが。
V13がつい最近出ていたのは知っていたのですが、最近V12を手に入れたばかりだし、ちょっと怖いなあと思ってアップデートしてなかったんですよね。
そうはいっても今はもうこういう状況だし、なおかつWUP期間内だったので、この際アップデートしてしまえ、ということになりまして。
アップデートの準備ができ、Waves Centralを再び開くと…すべてのプラグインがMy License Cloudに戻っていて、Disconnected Devicesの項目も消えました。
「おいおいどういうことなんだ!」と思いつつ、唯一のライセンス保存先であるPC内にうつしてみると、何事もなかったかのように使えるようになりました。
結局これでいちおう解決したのですが…どうも後味が悪いです。
プラグインがDisconnected Devicesに表示されていたのに、アップデートの際にMy License Cloudに戻すことができたというのが一番の謎です(もちろんライセンス復旧措置もなしに)。認識できていたのか?できていなかったのか?
まあもとはといえば、USB接続したHDDにライセンスを保存していた、というのがあまりよくなかったのでしょうね。ということで、ちょっと怖いのでライセンスはしばらくPC本体に入れておくことにしました。
いろいろ書いちゃいましたが、うーんそれでもWavesのプラグインを使うと、やはり恩恵にあずかっているところはかなり大きいので、ありがたい気持ちで、その都度いろいろ対処しながら、これからも使っていこうと思います(笑)。
拙文を最後までお読みいただき、ありがとうございました!