なんのつてもなくAudiostockで楽曲を販売したらどうなるのか

こんばんは!

相変わらず貧乏DTMerの自分ですが、今日は、こんなことを話してみたいと思います。

それは、約1年前から始めた、Audiostockでの楽曲販売について。

Audiostockに登録した経緯など


すべての始まりは、今までMTRで曲を作ってた自分が、それこそ約一年前のある日、急に思い立って貧弱なノートPCにDAWを入れたことでした(今でもお世話になっているCakewalk by BandLabです)。

そこからMIDIに目覚めて、曲を作り始めました。

自己満足、いわば趣味のつもりで始めた楽曲制作でしたが、やはり人間、欲というのが出てきてしまうようで、「せっかく作ったんだから、やっぱり誰かに聴いてもらいたい、使ってもらいたい。」と、思うようになりました。

そんなことを言っても、無名の自分には、なんのつてもないわけです。

どうすれば自分の曲を聴いてもらえるのかなあ、と途方に暮れているところで見つけた、見つけたというか思い出したに近いかな、それがAudiostockだったんです。

実は、この前身のサイトというんですかね、CREOFUGA(クレオフーガ)ってのがちょっと前までありまして。懐かしい名前だなあと思う方もあるかもしれませんが、そのクレオフーガで、ピアノ曲を何曲か投稿したことはあったんです。その頃はまだDTMではなくて、電子ピアノを録音して、それを波形編集してアップロードしてたんですけどね。

それが悲しいことに、僕が投稿を初めて一年足らずで、完全閉鎖してしまったんです。なんとも運が悪いですよね。

で、Audiostockとクレオフーガは大モトが同じところなのですが、結局Audiostockに一本化されたわけです。

ただそのときは、「まあ自分の曲は販売するほどのクオリティーではないな」と思い、その後しばらくはどこに投稿することもなく、ただ細々と曲を作っていました(笑)。

それで、もう数年が経ってからです。

「あ、そういえばAudiostockってあったな。」、というのをいろいろ調べているうちに思い出し、ここでようやく登録したんです。

クレオフーガの時にも見かけていたクリエイターの方もちょくちょく見つけたりして、ただただ一方的に懐かしいなあなんて思ってたりしてましたね(笑)。

まあこんなわけで、僕はAudiostockでの楽曲販売を始めたわけです。

SNSは使わなかった

なんだかんだで、多くのDTMerの方々は、SNSなどをとても有効に使っていらっしゃるので、「僕もやってみよう!」と一度は意気込んだのですが、アカウントを作ってもフォロワーはそう簡単に増えないだろうし、お知らせしたって誰も聴いてくれないよなあ、というやはりここでもネガティブ思考が発動してしまい…。

結局アカウントすら作らずに、とりあえずAudiostockに曲を投稿することだけを始めました。今でこそ、こうやってブログを書いていますが、当時はそういうことすらやっていなかったですから。

でも、驚いたのは、Audiostockでの販売をスタートしてすぐに登録した曲を、販売した次の日とかにお気に入りに登録してくださった方が一人いらっしゃいまして。

いやー、素直にうれしかったですし、励みになりました。

しかもそれが、最初のほうに2曲投稿したうちの、正直こんなの誰も聴かないよなみたいな、そもそも検索すらされないだろみたいなやつだったので余計に(笑)。ちなみにこんな曲です。お恥ずかしいですが。

まあ、買われることはさすがにありませんでしたけどね(笑)。だけど、こんなどこの誰かもわからない無名の音楽家の音楽を聴いてくれて、お世辞にでもお気に入りに登録してくれた方には、もちろん顔も名前も知る由はありませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし、その後しばらくはほんとに音沙汰なかったです。サイトから曲が消されたんじゃないかと思ったりしたくらいです(笑)。まあ、無事に存在してて音沙汰ないのはもっと落ち込みますけどね(笑)。

でも、一喜一憂しちゃいかん!と、なんとか立ち直れたので、とりあえず曲は少しずつでも作りました。

そして、作品がはじめて売れたのは、始めてから3か月してからのことでした。もうこのときはほんとに、嬉しかったです。別にそれで生活ができるようになったとかそういうわけでも何でもないんですけどね(笑)。

コンピレーションアルバムに収録された!

その後も数曲ですが、制作したものをAudiostockにアップしたのですが、なんとそのうちの一曲がAudiostockのコンピレーションアルバムに入れてもらえることになりまして。

これはかなり大きいです。

何がというと、再生数です。

コンピレーションアルバムに収録された曲は、自分の作った曲の中では再生数がダントツになりました。そして、それが直接の原因なのかは分かりませんがその曲が売れました。

僕は多作か寡作かといったら完全に後者です。約一年で、6曲しか登録できてませんから(笑)。

だけど、自分で納得してあげたものは、こうしてコンピレーションアルバムに入れていただいたり、ほんのわずかではあるけれど誰かが買ってくださることがある、ということがわかり、今までより少し、ポジティブになれた気もします。

まあでもいかんせん少ないので、やっぱり曲はもう少し作らないとなあ、と、最近は思っています。

つてが無くても売れることがあるのがAudiostockのよさ

簡単に売れることなんてないとわかりつつも、とりあえず飛び込んだAudiostock。登録してよかったかどうかと言われれば、僕は登録してよかったと思います。

今の時代、自分の演奏や作品をどこかにアップロードすることは簡単にできます。

でも、集客というのはそう簡単なものではないわけです。少なくとも僕にとっては、お客さんを集めることよりも曲を作れと言われたほうがまだ何とかできます(笑)。

Audiostockは、企業はもちろん、個人で映像を作っている方など多くの人々に利用されているため、自分の曲を聴いてもらうチャンスは自分一人でやるのよりかはまだあると思います。そして、「お気に入り登録」や「購入」によってそれを「評価」してもらえるというところもわかりやすいですよね。

まあ、いいことばっかりではないんですけど(笑)。

だけど、作品を作り続けるってそういうことだと思いますし、僕も本当にまだまだだと思うので、これからも頑張って楽曲制作をしていきたいと思います。

当面の目標は、「たくさん作る」ですかね(笑)。

もしもこの記事を読んで、Audiostockに新規登録しようと思ったクリエイターの方は、

登録時に招待コード fzb6n74dm8Yh を入力していただけると、双方に300円(税込)がAudiostockの報酬として付与されるそうです。僕はこれを入力せずに登録してしまい、作品が売れない時なんか特に、「あの300円大きかったなあ。」と思ったりしてるので(笑)。

もしよろしければ、こちらもどうぞよろしくお願い致します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!